みなさま、こんにちは。
今年の夏は夏バテ気味で食欲も落ち、水分しか受けつけないよ、
と食事をとっていらっしゃらない方もいたのではないのではないでしょうか?
都岡歯科医院のあるスタッフは夏バテしないようにと、たくさんの食事をとり太ってしまったと嘆いているほど、今年の夏は「異常気象」になっていました。
そこで今回のテーマは『肥満予防』です。
今のご時世、健康診断などで表示されるBMI、メタボリックシンドローム指標なども気にされていますか?
一般的に『早食い』と呼ばれる方は、お口にの中に食べ物が入ると数回噛んで
飲み込んでしまう方が多いようです。『カレーは飲み物』という言葉があるぐらい
最近はファーストフードやインスタント食品のような軟食が多いのです。
以前のブログで氷を噛むと危険ですよとお話しさせて頂いておりますが、氷などのかたい物を噛むことと
食事をよく噛むことは別問題です。食事のときよく噛むことは、
脳への刺激と顎(あご)への刺激になり良いことですが、極端にかたい氷は危険です、
とお話しさせて頂いております。食事のときよく噛むことによって、唾液が多く出てきます。
これによって唾液は、血中の糖分を感知して満腹中枢に知らせ満腹感を感じさせます。
これ以上食べ物を、と送り込まれることを注意してみていきます。
従って、肥満予防にはゆっくり時間をかけてたくさん噛むことが大切になっていきます。
肥満は、糖尿病、動脈硬化、突然死などの循環器疾患、消化器疾患などに支障をきたしていきます。
みなさまのお口の中の状況も、よく噛めなければ全身の健康にも関わってきますので、
それらの異常がございましたらすぐにご相談ください。
患者様一人ひとりに最適な方法で咬み合わせの治療も提案させていただきます。